拘りの強いそばやでうどんを食べちゃだめ!
家の回りにはうどん専門店が非常に少ない。ネット検索で「食べログ_うどんランキング」なんかで見てもどうしてもそば屋がヒットしてしまい、うどん専門店のヒットなどない。そば屋でもうどんはやっているだろうが、食べたいのは讃岐うどんや武蔵野うどんのとうな太さとコシがあるうどんを求めているのだ。大手のセルフうどん店はあるがそればかりでは飽きてしまうので、いろいろなうどんを食べてみたい気持ちは強いのだ。
さて、今回は点数やコメントを信じているわけではないが、店を探す手段として食べログの上位でうどんをだしているところを選ぶと1位と3位は出かけ食べており、麺の好みは別として美味しく食べられたことに気をよくしてる事もあり、2位のここ「信玄」にも大いに期待して出かけた。実は以前にうろ覚えで出かけた為に、見つけることができず「縁」が無かったことが気になる。
店は靴を脱ぎ、足の部分が堀炬燵のように座れるんはうれしい。あぐらも正座もできない私には優しいつくりだ。メニューから冷たいうどんの大盛り800円を注文すると、10分ぐらいでうどんは出てきて、またこれも好感度上昇です。
中細の麺はしゃれた陶器に盛られ全く水気が感じられないほど切られているためか、うどんのつるつる感やつやつや感がなく麺はざらつき、コシは強くはない。つけ汁に薬味はシンプルに刻みねぎにわさびだけというのも、ざるを思わせる組み合わせだ。つけ汁はきりっと辛く、だしも利いていて好みに近いが、そばのつけ汁の様で、最後はそば湯でしめる不思議なうどんだった。石臼挽の自家製粉で手打ちし、薄ら盛られる上品なおそば屋さんで、うどんは食べちゃだめということが分かりました。こん度はそばモードのときにそばのフルセットを食べに来よう。
石臼挽自家製粉
神奈川県秦野市鶴巻南2-11-2
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